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腰部脊柱管狭窄症による腰痛
当院の腰部脊柱管狭窄症に対する考えと施術方針
脊柱管狭窄症とは神経の通っているトンネルである脊柱管が背骨や椎間板に押され通り道が狭くなってしまった状態のことです。下部腰椎で発症しやすく、年齢が上がるほど発症しやすい疾患です。
歩き始めて少しすると下肢(お尻周りや太もも、ふくらはぎ)にしびれや痛みで止まってしまい、少し休憩すると痛みが治まりまた歩けるようになる間欠性跛行と言う症状が特徴的な疾患です。
馬尾神経が圧迫されることにより下肢のしびれや排尿障害が患うケースもあります。
手術は最後の手段にしたい
脊柱管狭窄症と診断され手術を勧められたが、やはり手術となると不安が伴うものです。できれば手術を避けたいと考える事は必然です。
脊柱管狭窄症による痛みやしびれは神経が圧迫されたことで起こるとされていますが、必ずしも圧迫されたことが原因とは限りません。当院ではいくつかの関節に注視して調整を行っています。
肋椎関節と仙腸関節
肋椎関節とは肋骨と背骨をつなぐ関節です。仙腸関節はお尻の仙骨と骨盤をつなぐ関節です。いずれも平面関節と言う種類に分類され関節としてはほとんど可動性がない関節とされています。すべての関節には関節の位置や加速度情報を認知するためのセンサーがあり、それが機能してない時に脳と関節で認知の相違が生じることで痛みとして認識してしまうと考えられます。
この相違を調整するのに大切なのが肋椎関節・仙腸関節です。この2つの関節に僅かな力で調整を加え認識の相違を正して痛みの解消を狙います。
筋肉と栄養
筋肉の伸張性や柔軟性、弾力にはミネラルが欠かせません。昨今では日本人のマグネシウムが枯渇していると言われています。マグネシウム不足により筋緊張の悪化をしているケースがあります。マグネシウムには筋緊張の緩和やリラックス作用があります。にがりの摂取や納豆・アーモンドなどに多く含まれるので積極的に摂取すると良いです。
糖の摂りすぎにより血糖値の上昇、インスリンの放出そのあとに筋緊張を招くことで筋肉の伸張性は奪われてしまします。筋緊張を強固にしないために間食や甘い飲料を控えることを推奨します。
脊柱管狭窄症 当院の施術方針
当院では関節ファシアリリースによる関節の位置情報の修正、頭蓋療法(クラニアルセラピー)、内臓調整、運動療法を行う事で筋緊張の緩和や脳の認知異常を戻していきます。短期集中で即効性のある効果を望むのではなく、ご自身のどんな生活習慣で発症してしまったのかを考え、原因を突き止めて腰痛の解消をしていただいています。セルフケアをしていただく事でより早く解放へ向かいます。
ストレッチトレーニング
良くなった後にどんな運動をしていいか分からない。家では運動を継続できない。そんな方には当院のストレッチトレーニングをおすすめします。1回30分で上半身・下半身の動的ストレッチ運動が行えます。
腰部脊柱管狭窄症でお困りでしたら豊明市の整体「豊明マッサージ療院」へお任せください
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