成長痛でお悩みの方

成長痛は幼児から思春期くらいまでの成長期に見られる症状で、夕方から夜中、時には朝方にかけて出る下肢の痛みを指します。
前の晩は痛がっていたのに朝になると何事もなかったかのように痛みは引き、検査をしてみても特に悪いところも見当たらないことも成長痛の特徴です。
痛むところも下肢であるという以外ははっきり特定されず、痛みの強さもさまざまです。
また、医学的に骨の成長で痛みが生じることは考えづらく「成長痛」の診断基準は明確に示されていません。
初めて「成長痛」という言葉が誕生したのは1823年のフランスで、その当時はリウマチとの関連が疑われていました。
1930年代にはリウマチとの関連は否定され、1950年代からは心因性ではないかという見方がされるようなります。
その後も他の要因との関連性が検討されてきましたが、現在に至るまで原因は特定されていません。
つまり医学的に成長痛という疾患は認められていないのが現状です。
しかしながら、痛みを訴えるお子さんの様子を見て「何とかならないか」と思う親御さんがいらっしゃるのも極めて自然なことです。
当院では成長期の体のバランスを整え、痛みの出ない体づくりのご提案をさせていただいています。
成長痛でお悩みのお子さんと親御さんへ、医師とは違うアプローチ法で成長痛のつらい痛みに対してもサポートしております。
成長痛だからと特に治療や処置もなく、お困りの方のご相談をお待ちしています。