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腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛
当院の腰椎椎間板ヘルニアに対する考えと施術方針
ヘルニアとは飛び出ると言う意味で、椎間板が飛び出し神経を圧迫し発症してしまうと考えられています。
以前はヘルニアを発症した結果、腰痛が悪化すると言われていましたが現在は腰椎椎間板ヘルニアになっても痛くないという説もあります。腰痛を感じていない方にMRIを撮影したもらった結果、椎間板ヘルニアが見つかる事も珍しくありません。
では、ヘルニアの診断を受けた人がなぜ腰が痛いのか?
原因となり得るものを追ってみましょう。
筋肉の強い緊張
ヘルニアになる方の筋肉状態はとても固い方が多いです。筋肉の弾力・伸張性が著しく低下している状態です。そのため、関節運動をした際も関節可動域が狭くなってしまいます。失われた伸張性を取り戻すことが最適です。
固くなった筋肉による筋繊維への血流障害
筋肉は多くの繊維のかたまりで出来て言います。その筋繊維一本一本に栄養・酸素を送るために毛細血管が張り巡らされています。筋肉の強い緊張により毛細血管の血流が減少し、筋疲労や筋緊張の原因になってしまいます。筋繊維の深部までしっかり循環が良くなるようにすることが最適です。
同一姿勢の長時間の保持と脳の認識
デスクワークによる長時間の座位、足を組んで座るクセ、重たい荷物を何度も持ち運ぶ前屈など同じ姿勢を長時間くり返すことで特定筋肉の緊張をさせてしまします。同じ動作のくり返しにより脳の関節可動域の認知を固定化させてしまい、普段使わない体の使い方をした際に脳が認知できずに痛みとして認知してしまう事もあります。日ごろから特定の動きだけを続けないこと、また普段動かさない方向への関節運動が最適です。
筋肉と栄養
筋肉の伸張性や柔軟性、弾力にはミネラルが欠かせません。昨今では日本人のマグネシウムが枯渇していると言われています。マグネシウム不足により筋緊張の悪化をしているケースがあります。マグネシウムには筋緊張の緩和やリラックス作用があります。にがりの摂取や納豆・アーモンドなどに多く含まれるので積極的に摂取すると良いです。
運動不足と筋力低下
体を動かす事、それが一番の血流促進に繋がります。動かない事で血流の悪化・筋力の低下を起こしてしまいます。1週間に3日程はウォーキングやストレッチを行うと最適です。
腰椎椎間板ヘルニア 当院の施術方針
当院では関節ファシアリリースによる関節の位置情報の修正、頭蓋療法(クラニアルセラピー)、内臓調整、運動療法を行う事で筋緊張の緩和や脳の認知異常を戻していきます。椎間板ヘルニアを発症してしまった場合、長年の生活習慣が起因になっています。短期集中で即効性のある効果を望むのではなく、ご自身のどんな生活習慣で発症してしまったのかを考え、原因を突き止めて腰痛解消をしていただいています。セルフケアをしていただく事でより早く解放へ向かいます。
ストレッチトレーニング
良くなった後にどんな運動をしていいか分からない。家では運動を継続できない。そんな方には当院のストレッチトレーニングをおすすめします。1回30分で上半身・下半身の動的ストレッチ運動が行えます。
腰椎椎間板ヘルニアでお困りでしたら豊明市の整体「豊明マッサージ療院」へお任せください!
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