足腰を丈夫にする生活習慣
つい最近、年配者の転倒、その後股関節周りの違和感、四十肩・五十肩の様な症状が出た患者さんが来ました。年間でとても多い相談と言うわけではないですが、定期的にある相談です。年を取って怖い事は認知症の進行や、身体的能力の低下が危惧されます。近年ではロコモティブシンドローム(運動器症候群)などと呼ばれて盛んに予防が呼びかけられています。
人も動物も最初に弱る場所は決まっています。それは、足腰です。人の場合、腰と膝が曲がってくると足腰の筋力がかなり低下していると言えますし、お年寄りの犬や猫などを見ても、お尻が下がってしまって、後ろ足を真っ直ぐ伸ばすことができなくなってしまいます。
足腰を丈夫にするには、何が必要なのか?
私が患者さんに指導していることは、元来日本人がしていた生活の一部を切り取って説明しています。まずは、トイレが様式になり、しゃがまなくなった事。次にテーブルのうちが増え、正坐をしなくなった事です。トイレは様式でも構いませんが、しゃがんで立つと言う動作を1日5~6回、次に食事の時など10~15分ほど正坐をしていただく、最後にウォーキング。これだけで足腰の筋力低下を防ぐことができます。年配の方だけでなく、10代の子たちにもおすすめです。
でも、この話をすると必ず言われることがあるんです。「正坐や和式トイレはむしろ足腰が悪くなる」や「正坐をすると胴長短足になってしまう」。
正坐や和式トイレでしゃがく行為が足腰を悪くするのではなく、使わないから悪くなるんです。だからこそ普段から足腰を使ってほしいのです。
また正坐が胴長短足になると言う噂も私は迷信だと思っております。お寺さんや、武道家、書道や華道、茶道の方々が正坐をする時間が長いと思いますが、彼らがみな胴長短足かと言われたときに私はそうとは到底思いません。ちなみに私も中学生3年間を剣道部で過ごし、成長期の一番大切な時期に人生で一番正坐をしていましたが、言うほど胴長短足ではありません。むしろちょっと足が長いかも(笑)
足腰を丈夫にすることは普段の何気ない動作でできます。ぜひ実践をおすすめしたいですね。
人も動物も最初に弱る場所は決まっています。それは、足腰です。人の場合、腰と膝が曲がってくると足腰の筋力がかなり低下していると言えますし、お年寄りの犬や猫などを見ても、お尻が下がってしまって、後ろ足を真っ直ぐ伸ばすことができなくなってしまいます。
足腰を丈夫にするには、何が必要なのか?
私が患者さんに指導していることは、元来日本人がしていた生活の一部を切り取って説明しています。まずは、トイレが様式になり、しゃがまなくなった事。次にテーブルのうちが増え、正坐をしなくなった事です。トイレは様式でも構いませんが、しゃがんで立つと言う動作を1日5~6回、次に食事の時など10~15分ほど正坐をしていただく、最後にウォーキング。これだけで足腰の筋力低下を防ぐことができます。年配の方だけでなく、10代の子たちにもおすすめです。
でも、この話をすると必ず言われることがあるんです。「正坐や和式トイレはむしろ足腰が悪くなる」や「正坐をすると胴長短足になってしまう」。
正坐や和式トイレでしゃがく行為が足腰を悪くするのではなく、使わないから悪くなるんです。だからこそ普段から足腰を使ってほしいのです。
また正坐が胴長短足になると言う噂も私は迷信だと思っております。お寺さんや、武道家、書道や華道、茶道の方々が正坐をする時間が長いと思いますが、彼らがみな胴長短足かと言われたときに私はそうとは到底思いません。ちなみに私も中学生3年間を剣道部で過ごし、成長期の一番大切な時期に人生で一番正坐をしていましたが、言うほど胴長短足ではありません。むしろちょっと足が長いかも(笑)
足腰を丈夫にすることは普段の何気ない動作でできます。ぜひ実践をおすすめしたいですね。
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